ピアニスト、作・編曲家。90年東京生まれ。茨城県牛久市出身。

東京藝術大学附属音楽高校を経て、同大ピアノ科、作曲科を卒業。大学院修士課程を修了。在学中に、長谷川良夫賞、大学院アカンサス賞を受賞。ピアニストとして活発に活動し、2022年には若手演奏家の登竜門とされる東京オペラシティ財団主催「B→C」シリーズにてソロ・リサイタルを開催。その他サントリー・ホールや紀尾井ホール等、主要なコンサートホールでコンチェルトやソロの演奏を頻繁に行う他、合唱伴奏、コレペティトゥアといった分野でも活動している。2024年6月28日にもオペラシティにてリゲティのピアノ協奏曲を演奏予定。

作曲家としては、国内外で様々な作品が演奏されると同時に、カワイ出版等から出版されている。また、コンクールの課題曲として2019年のピティナ特級セミファイナル新曲課題、2022年のカワイピアノコンクール、2020〜2023年のYJPC(ヤマハ・ジュニア・ピアノコンクール)・グランドファイナルの課題曲を作曲。また、音楽学の分野においてもアナリーゼ論考や論文が出版されている他、講演も行なっている。

2020年より東京藝術大学非常勤講師(作曲科及びソルフェージュ科)。セイワ楽器顧問兼特別講師。ピティナ・ピアノコンペティション、日本バッハコンクール、ブルグミュラーコンクール等多くのピアノ・作曲コンクールでも予選から全国大会までの審査員を務めている。

神原 颯大 講師 

東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校ピアノ科、同大学音楽学部作曲科を経て、同大学大学院音楽研究科修士課程作曲専攻修了。修了時に台東区長賞、大学院アカンサス音楽賞を受賞。

第24回 彩の国・埼玉ピアノコンクール高校生部門金賞、埼玉新聞社賞。
第 9 回 ロザリオ・マルチアーノ国際ピアノコンクール課題曲特別賞。
第20回 日本演奏家コンクール大学生部門第2位。
第14回 現代音楽演奏コンクール“競楽XIV”第3位。

作曲、編曲、ソロ・室内楽の演奏活動など、活動は多岐にわたる。特に現代音楽の演奏が高く評価され、これまでに国内外で50曲以上の新作初演に携わる。
作曲を小鍛冶邦隆氏、ピアノを中井正子、松山元の両氏に師事。
現在、名古屋芸術大学ピアノコース及びサウンドメディア・コンポジションコース非常勤講師。名古屋音楽学校 N BA(Next Be Artist)プロジェクト、MPA音楽院ソルフェージュコース各講師。中井正子日仏アカデミー主要メンバー(演奏委員及びソルフェージュ講座担当講師)。セイワ楽器特別講師。